実例2.ヨガの先生と生徒さん。|古民家noie梢乃雪こずえのゆき

実例2.ヨガの先生と生徒さん。

2013.07.30


我が家の自慢。囲炉裏と縁側。

我が家には自慢できる場所が二つあります。それは「囲炉裏」と「縁側」です。

昔の人たちは「空間をいかに楽しむか」そんな発想をもって家づくりをしていたのでしょうか?

囲炉裏には、人と人とが空間を囲み、目を合わせ、語り合う。そこに座れば意識をしなくてもそんな風に話が弾んでしまう。気がつけばお酒が進み、楽しく時間が過ぎていくのです。

中と外。縁側が作り出す空間。

縁側は、中と外がとても曖昧な空間です。家の中にいるはずなのに、縁側で縁どられて広がる自然は、引き込まれそうな程立体的で鮮やかです。

ヨガの先生は我が家を知って「この縁側でヨガしたら絶対気持ちいいよね」その一言でヨガの合宿を我が家で行うことに。

その日は雨が降っていましたが、縁側を開け放ち、家を通過する冷たい風と雨の音。

正面南北に延びる標高1000メートルを超える山脈にかかる靄。

雨の音が響く中、たくさんの空気を吸い込んで、時間が過ぎる。

とても気持ちがいい。と先生は話していました。

翌日は陽が昇る頃に鎌池で瞑想。家に帰ってきてから下の畑で野菜を採って、採れたて野菜でBBQ。自然あふれる場所と木のぬくもりを感じる家。小谷はヨガをするには最高過ぎるロケーションのようですね。