梢乃雪の年末年始2014→2015|古民家noie梢乃雪こずえのゆき

梢乃雪の年末年始2014→2015

梢乃雪の年末年始2014→2015

2014.12.26

まだ泊まれる年末年始!!
さぁさぁ気づけば年の瀬2014。
今年は皆さんいかがだったでしょうか??

梢乃雪は例年にも増して色々。色々とありました。
二号館ゲストハウスの立上げから始まり。
田んぼの拡大。
東京ビックサイトへのブース出展。
そして、長野神城断層地震での被害。

来年に向けて現在進行形の出来事もたくさんあります。
とは言え、今年も充実した時間を皆さんのおかげ様々で過ごすことができました!!

変わらない自然の営みと。
変わりゆく時代と人。
さてさて来年はどんな年となることか。
地域の未来に目を背けることなくしっかりと見つめる年としていきたいです。

*年末年始はど田舎で過ごしませんか??*
梢乃雪年末年始は楽しいこと目白押し!!
前日若干の空き、あります。
まだ年末年始の予定を決めかねている方は、どうぞご参加くださいませ♪

◯12月30日(火)
<熟練の技を魅よ!!辰巳家恒例の年末餅つき大会>
参加費:2,000円
内容:
毎年恒例の餅つき大会!!家主が結婚以来続ける餅の技、魅せます。笑
餅米は梢乃雪の餅米使用。希望者はお持ちをご自宅にお持ち帰りしていただけます。

◯12月31日(水)
<のんびりおせちづくり&小谷産手打ち年越し蕎麦>
参加費2,000円
内容:
その日家にいて、且つごろごろしていないメンバーでのんびりおせち料理に勤しみます。
夜は鍋をつつき、小谷村の手打ち蕎麦で年越し蕎麦を食べますよ。

◯1月1日(木)
<雪国の初詣〜おせちとおとそで憧れの寝正月>
内容:年明けしたら雪に埋もれる集落をとぼとぼ歩き、大宮諏訪神社へ初詣。
翌朝はおせちとおとそで新年を祝います。
その後は、憧れの寝正月!!

◯1月2日(水)
<ぐだぐた時々行き遊び>
内容:寝正月に飽きた方は、どうぞDIYで雪遊びをお楽しみください。笑
かまくら造り、そり遊びは大人もはしゃいでしまいます。

◯1月3日(木)
<11の源泉を持つ温泉の村、小谷村の温泉巡り>
参加費:各自入浴料
内容:温泉の村小谷村の温泉を巡ります。
暖かいお湯に浸かって心行くまでぐだぐだしてください。笑

梢乃雪、地震に負けず再開!!

2014.12.04

11月22日に発生した長野県神代断層地震の被害があった小谷村。

我が家が建つ中谷地域の被害も甚大でありました。

 

地震発生より当Fbページより情報を発信してまいりましたとおり、現状中谷地域は倒壊のおそれのある家屋が点在しております。

地域は、地震発生以前と同様ではありません。
我が家は、建物内外をプロの建築士さんにみていただき「安全である。」と診断いただき、水道も復旧致しました。

その為12月5日(金)より通常営業を再開いたします。

 

小谷は雪が降り。

あと2週間もすれば写真のような景色となります。

地震により地域は多少なりとも変わってしまいますが。

変わらずにこの村は雪に埋もれます。

 

これからぼくたちはどうしていくべきなのか。

なにをしていくべきなのか。

 

ぼくたちも大いに悩み、迷う次第であります。

ただ言えること。

「前に進まなければない。」

 

時間は先にしか進まない。

過去を振り返りため息をついている暇はない。

 

なので、とにかく。

我が家はここで「宿業」を続けます。

ここに人々が来る為の機能を無くさずに。

人々を受け入れる家で在り続けること。

それが、とにかく我が家がやるべきことの一つなのだと考えているのです。

 

いまもなお国道148号線は通行止めで栂池迂回です。

7日まで大糸線白馬南小谷間は不通です。

まだ避難所で生活をしている方がおられます。

我が家のドミトリーの土壁はまだ修復しておりません。

 

まだまだ小谷は‘日常’と呼べる状況ではありません。

「我が家は大丈夫!!だから気にせず来てください!!」

なんて絶対に言えない状況です。

 

そして、これからの未来も。

地震前に戻ることはありません。

 

だから。

我が家にこれまで来てくれていた方がこれを機に足が遠のいてしまうんじゃないか。

そんな不安も多いにあります。

 

でも、それは仕方のないこと。

承知の上です。

だから、選ぶのは一人一人。

あなた自身。

 

行きたいところに。

旅したいところに。

 

こんな状況だけど

「小谷に来たい!」

「梢乃雪に来たい!」

そう想ってくれる方は、どうぞお越し下さい。

 

梢乃雪は、前に進みます。

 

もう少しで写真のような雪景色。

雪に集落は埋もれます。

これは大変に美しい。

自然はときに残酷で、ときに優しいのです。

 

そんな自然の中で、ぼくたちは生きている。

 

それでは。

小谷村で、日本のどこかでお逢いできますことを。

 

古民家ゲストハウス梢乃雪

宿主 たつみかずき